如月新一

作家です。著作『放課後の帰宅部探偵 学校のジンクスと六色の謎』 読んでる間は楽しくて、読み終わったら何かが残る、面白い小説が好きです。 http://papermoon.gloomy.jp/index.html

3話目修正を始めましょ!

登場人物紹介 如月:リデビュー賞を受賞した作家 河北:講談社タイガの編集長 泉:講談社タイガの編集者 佐渡島:コルクの如月担当編集者 如月:3話目の冒頭(チャプター1…

100万円ゾンビ(初稿−14)

13  桜木町駅の駅前広場のベンチに座り、ぼーっと人の往来を眺める。もうすっかり夕方なので、当然のことながら、昼過ぎからずっといるのは、僕くらいのものだ。知らない…

100万円ゾンビ(初稿−13)

13 「お金を脅し取るっていうのは、感心できません」  それで結局、自分の私腹を肥やすのであれば、やってることが僕の考える正しいと思う道とはずれる。 「お金はわか…

100万円ゾンビ(初稿−12)

12  僕と彼の間には、見えない壁がある。彼は、透明の壁の存在に気づくと目を剥き、そしておかしいな、とドンドン叩いた。回りこめるのではないか、と壁に触れながら移動…

100万円ゾンビ(初稿−11)

11  自分の失態を報告するのは辛いものだ。 「逃げられちゃったのは平くんのせいじゃないよ」  自分の失態を優しく慰められるはとても沁みる。面目ないとはまさにこの…

100万円ゾンビ(初稿−10)

10  マスク越しのくぐもった声で、見ず知らずの女性から睨まれながら、「見てた」と言われた。頭脳が猛スピードで回転し、何を? と考えを巡らせる。  手紙に書かれた…