しょうせつ道1

如月新一のしょうせつ道1(幼稚園〜中学生編)

僕がいかにして小説家になったのか、その全てを話そうと思います。
如月新一は小説だけじゃなくてエッセイも書けるみたいだぜ! と話題になることを目論んでいます。
というわけで、脇道多め。
ワイルドサイドを行こうぜ!!

幼稚園:自他共に認める人生のピーク。幼稚園中の女子からチョコをもらい、学力試験で全国一位を取り、運動神経も良かったし空手の道場で準備運動中に寝たりしていた。女子をハムスター役にして、自分が主人になって散歩をさせる、というどんな王様だよという遊びをしていた。(言い訳をすると、ハムスターブームだったんです。僕の趣味ではありません。)
でも、タイムマシンがあったらNO躊躇でぶん殴りに行きます。暴力を正当化してでも、性格を矯正したい。

小学校:自他共に認める、急転直下。進学校だったけど、勉強するのが本当に嫌だった。受験が面倒臭い。「模試で全科目全国10位以内に入ったら塾辞めていい」と言われ、達成してやめる。このせいで、受験に苦労する。

余談ですが、僕の近所の公立は昔荒れて居て、そのせいで目の前に交番ができたほどです。それに、今でも学校の前のよろず屋が中学生相手にタバコの一本売りをしています。
公立中学に通う自信がない!!(兄貴も受験したし)

ジャンプとか少年漫画の存在を知らなかったから、藤子・F・不二雄と手塚治虫と石ノ森章太郎を読みまくる。あと、兄貴の影響で読書を始める。が、兄はホラー好きなので、角川ホラーばかりを読まされる。
家族が映画好きなので、毎週TSUTAYAで何か借りて見ていた記憶はある。映画オタクとしての道も始まる。

中学校:中学受験は当然のごとく失敗し、法政二中という名の中高一貫六年男子校コースへ。が、最高に楽しかった。女子がいないから、全く気を使わない。ヒエラルキーがあんまりないから、イケメンが優しい。一緒にガンダムの話とかする。男の子はみんな一度は通る道、そう、それはガンダム。

学校帰りに友達の家でガンダムのゲームばっかりやっていた気がする。部活は卓球部と剣道部。熱しやすく冷めやすいから、すぐに幽霊部員になった。
読書は相変わらず、兄貴が買ってきた本を読む、というスタイル。こう考えたら、兄貴は読書家だったなぁ。

その内の一冊が、乙一の『GOTH』だった。最高。こんな面白い小説読んだことない!! と小説に感動する。乙一の『夏と花火と私の死体』の栞が夏休み仕様で、「知ってますか? この作者17歳」と書かれていて、衝撃を受ける。(それまで、小説っておじいちゃんが書いてるんだとずっと思っていた。)

ちょうど、綿矢りさ先生たちがデビューしまくっていたので、若けりゃ小説家になりやすいんじゃないか? 乙一も17でデビューしたみたいだし、と思って中三の夏休みに『死ねない僕はどこへ行こう』という小説を書く。この瞬間、ギターを弾いたらプレイヤーになった、みたいに、自分は小説家になるんだな、という気持ちになる。

投稿のために、筆名を考える。書き終わったのが2月だったので如月に。新一は字面で決めた。
作品は全然純文学じゃないのに、文藝賞に送り、あえなく落選。ちょっとショック。

これを機に、新人賞受賞作を読み漁り、どのくらいのレベルなら受賞できるのか? と考えるようになる。

とりあえずここまで。
質問があったらなんでも答えるよ! 気軽に書き込んでね!!

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ではではまたまた

しょうせつみち2
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