漫画の『ピンポン』が最高なんだよね。何が? 全てが。
執筆仕事夜執筆今
引き続き引き続き。ドガガガガ書いています。
とはいえ、ここは見せ場なので気合を入れて書かなければという感じ。
新キャラも出てきたので、こ、こいつもっと前から出さないととか、伏線を張り直さないととか考えながらメモしつつ書いています。
拙作、伏線を褒めていただくこともあるのですが、「あ、それは後から思いついたんで、いったん書いたけど突然すぎるから原稿戻って伏線入れました」ってことが多いので、そんな頭が良くないです。
…言わない方がよいのでは?
嘘です。全部計算通りです。
今週はちょっと仕事が忙しそうなので、明日どこまで走れるかが大事な気がする。このシーンを終わらせれば、後は思い描いていたプロットに戻れるのでは?
あと、資料もたくさん読まないとなあ。とりあえずで書いているところが多くなってきてしまった。
あと、台詞ね台詞、台詞も直したいね。
語彙というか、キャラの言葉じゃなくてただの説明とかQ&Aのやり取りになっちゃってて、読んでて、やー、これはどう? ってなってるところもあるから。俺よ、掴んでくれ、キャラを。
漫画の『ピンポン』が最高なんだよね。
何が? 全てが。
でも今は台詞の話をしてるから台詞のことを書くんだけど、スマイルとペコが江ノ電乗って、チャイナの偵察に行くシーンで、
ペコ「次?」
スマイル「次の次」
っていうどの駅で降りるのか? っていう会話のやりとりするんだけど、この生活感!! 実存感!!! すごいリアルで初めて読んだときに震えたね。
あと、子供の頃のアクマがお父さんに
「違うよ学、あれはポッポだよ、電車だ。ブーブとは違う」
って言われるシーンがあって
これって、こんな子供の頃から車と電車を間違えるくらい目が悪いってことじゃん!! この頃から、差は縮まらないって決まっていたんだ。残酷だって察することができて、すげえって思った。
あと、ペコ語ね。
「チクショー…
かっちブーだな
ドラゴン、
てめえ……
愛してるぜ。」
やー、俺は逆立ちしてもこんな台詞書けんわ!! って思ったよ。キャラクターがキャラクターの語彙で喋っている。すごい。当たり前なんだけどさ、キャラの語彙で喋るって。でも、自分の引き出しにない言葉は喋るの難しいじゃないですか。格好良すぎる。
映画だと、窪塚洋介が「ポンポコドラゴン」って言ってた気がする。それもまた良いなあって思った。
というわけで、『ピンポン』最高だよね。スポーツマンガで一番好きさね。
っていう話ではなく、自分の小説もね、ちゃんと登場人物が喋る台詞で物語を書きたいなと思いました。
あと、『ピンポン』の話をしたら読みたくなったので、明日からちょっとずつ読み直していこうと思います。
ピンポンで一番好きなキャラは、やっぱりアクマかなあ。
アニメを見たら孔のことをもっと好きになったけど。
本日閉店