朝、6時に起きちゃってね。
早いよ。寝たい。って思ったんだけど、なんか目が覚めちゃった感じの目覚めだったので、起きるか！　と思ってベッドを出たよ。
で、行けるか！　と思って朝イチに映画館に行きました。

『化け猫あんずちゃん』を観にねえ！

結果、めちゃくちゃ良かったよ。良すぎたね。最高だよ。
キャラクターもお芝居もアニメーションも良すぎて、ずっとにやにやにこにこしながら観てた。
和尚さんが拾った子猫が、全然死ななくて30歳超えたあたりから2足歩行するでかい着ぐるみみたいな化け猫になって現在37歳で中身はおっさん、みたいなあんずちゃん。

ロトスコープだからか、妙にリアルで面白かった。
画面の中のキャラクター全員がずっと芝居してる感じで、アニメ―ションとして贅沢だったなあ。

やたら舌打ちをする女の子かりんちゃんも可愛かった。年相応の振る舞いしかできない感じとか、あと年相応に親の死を受け入れきれずにいるところとか。
キャラクターに関してはみんな好きだなあ。チャーミングで。泣けるところはタオルでずっと涙を拭っていた。

あと、ネタバレにならない範囲で言うんだけど、終盤にこういう展開があるんだろうなあっていう展開がなくてびっくりした。
え？　ないの？？　って驚いた。
でもね、それが良かったんだよ。
人間はさ、死とか死後のことをわかったつもりになりすぎだなって思わされた。

もうずっと日報で書いてるけど、私は「死」を受け入れられなくてこじれる話とか、死生観が借り物じゃないものが好きなんだよね。
だから、『化け猫あんずちゃん』好きになったよ。とてもよかった。

あと、あんずちゃんが「にゃっはっはっはー」って笑いながら原付とか自転車乗ってるのが可愛かった。
「了解」って言うところを「了解まんにゃー」って言っているのも可愛かった。

なんだよ、「了解まんにゃー」って。響きが可愛すぎるよ。
私も声に出したいよ。「了解まんにゃー」って。
今度、人と喋った時に言いたい。了解まんにゃーって。

原稿も進めてますよ。
あんまご飯食べたくない期になっちゃったって昨日書いたけど、それでも21
時過ぎたら目眩がしてきた！　って感じになるし、力が入らなくなるから食べないとなあ。21時以降の食事はね、怖いよ。体重が。早く食べな。

眠くならずにちょっと食べるだけで済むし、かつ栄養とかビタミンもあって病気を防いで肌つやもよくなる。そんな食べ物があるんだろうか。

話戻って良い？
いいよ。

朝の8:50からの回を見たんだけどさ、映画。
前の前の席が、お姉ちゃん、弟、お母さん、お父さんっていうご家族が4人並んで『あんずちゃん』を観ていてさ、わくわくしてる会話とか仲良さそうな会話が予告編流れてる時に聞こえてきてよかった。
家族で仲良く、夏休みの朝に『あんずちゃん』を見るなんてさ、一生もんの思い出じゃん。

私も家族で『STARWARS EP1』を観たり父兄と『ホワイトアウト』を観たり、馬車道の映画館で『ドラえもん』を観たことは覚えているよ。

家族で映画館に行ったことがあったおかげで、子供の頃から映画館っていう選択肢があって学校めんどくさいなあ！！！　っていう日は映画館に行っていた。

それにしても、一人で観に来てる私みたいな人間とか、作画おたくなんだろうなあっていうおじさんとか（偏見）みたいな我々も、前の前の家族と同様に映画は楽しめるのだ。
これってすごいことですよ。映画は懐が深い。

例えばですよ、ディズニーランドは私のような人間や、あの作画おたくっぽいおじさん（偏見）は受け入れてくれないと思うんだよ。

私のような人間と仲良くしてくれる人や、映画館、ありがとう。
ふぉーえばー

本日閉店