日曜日、それは1日原稿をできる日。
ってことで過ごしてたんだけれども、雨のせいか低気圧なのか、重かったな。
椅子に座ってしまえばこっちのもので、原稿をやるぜってなるんだけど、今日はなんだかペースが牛歩であった。
ので、こういうときにインプットに力を入れても良いのでは？　と思ったので、本読んで、原稿書いてを交互にしたよ。
『バリ山行』と『眼下は昏い京王線です』を読んだ。
どちらも面白かった。

『バリ山行』は、会社とか仕事を失うことの危険と、ルートを外れた登山で味わう命の危険、どちらがリアルか？　っていう問いで、『ファイトクラブ』を思い浮かべた。
ファイトクラブは会社勤めで生きてるんだか死んでるんだかわからなくなってしまった主人公が傷を負って流血と痛みで生を実感するけど、とはいえ、会社での死は恐ろしいだろ！！　っていうのが『バリ山行』では書かれていて、仕事を失うこともまあ怖いよないうて、と読み進めた。
会社勤め、っていうと一見安定している感じがするけど実際はそんなことないし、登山道ではないところを自分の道として開拓するバリ山行との対比が面白かった。
どっちが生かとか、正解はないんだろうけどさ、問いを考えたり他人の人生をや価値観を想像して感情が動くっていうのは、読書体験の醍醐味だなあ、満足した。

最近、なんか良いペースで読書をしているな。ちょっとネット見るとかちょっと動画見るとかしないで、ちょっと本を読むって言う感じで読書する時間をしっかり取りたい所存。
次はホロヴィッツの『死はすぐそばに』読むよ。

あと、ネトフリの『極悪女王』を見始めた。『サンクチュアリ』の時のような王道になるのかな。

今日嬉しかったこと3つ！
①読書が進んだ。どちらも面白かった。
②SNS見ない日にしようって思ってたんだけど、見ないで過ごせせた。アップしなかったけど、今日はチーズケーキと果物を食べたよ。

③低気圧だよー、と思ったけど原稿も進めたよ。漫勉の藤田和日郎先生回で「1コマ目を描いたら次の日は2コマ目からになる」ってニュアンスのことをお話されていて、肝に銘じているのよね。毎日一歩でも進むぞ。

本日閉店