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2巻の1話を書きましょ!

如月新一

登場人物紹介
如月:『あくまでも探偵は』を書いた人。2巻は書けたのか!?
泉:講談社タイガの編集長

如月:2巻、1話目、最初の行……いや、何が正解か全然わからないな。

 2巻だし、1巻の終わりから時間が経つしなあ。精神性が少し大人になってるよな。だから、同じ書き方は違うし。

 いー--、悩む。

~2週間後~

如月:というわけで1話目の原稿です。

泉:というわけで1話目の原稿です。

如月:(いー--、また生きた心地がしないぜ)
 思ってたんと違うぜって原稿だったら、2巻の方向で迷子になりそうだしなあ)

泉:…如月さん
 めちゃくちゃよかったですよ! これなら2巻は安心ですし、楽しみです!

如月:いー、やったー

泉:個人的に好きなのが1話冒頭で「著者自身の価値観・ものの見方を見せることでフックにする」という高等テクもかなり盛り込まれていて、ぐっと文章で入り込ませられてしまいました!

如月:本当ですか! 冒頭どうしたもんかってすごく悩んだので嬉しいですぅ。

泉:1話目の、ミステリーとしての軸・展開細かなセリフなどの文章単体のテクニックはしっかりできていると思います!
 そこからさらに上を目指すためのいくつかについて、話し合いたいですね。

如月:さすが泉さん。まず上げてくれてから、しっかり言うべきところを言ってくれるつもりのようですね。

泉:まず、キャラクター同士の縦軸が弱い(特に、前半部分でしておくべき前提固めがない)ことですね。

 特に途中からは、ストーリーの展開に気を取られすぎて、演出・必要な描写がどんどん無くなっていっているあたりです。

 私は分かっている読者なので読めましたが、現段階ではこの二点は読者を相当振り落とす要因になってしまっていると思います。

如月:にゃるほど。平と森巣の、縦軸ですね。現在地→目的地、その経緯をしっかり書くみたいな。

泉:この物語は平と森巣の物語なので、ミステリ+その軸を意識してみてください…!

如月:合点。

泉:では、1話目の修正と2話目の初稿を進めていただけたら!!

如月:ですね。2話目は1話目より時系列が後なので、1話目を踏まえた2話ですし、1話目の修正もやってみます。

泉:ではまた2週間後に!

如月は、「承知いたしました」と気軽に答えた。

だが、これが命取りとなる。

何故なら、プロット段階から1話目は短編、2話目は中編のボリュームになっている。

1話目を書くだけで2週間かかった如月が、2週間で書くなど土台無理だったのだ…!

~2週間後~

泉:如月さーん、進捗いかがですか?

如月:泉さん、お話があります。

『あくまでも探偵は もう助手はいない』(講談社タイガ)
2022年3月15日(火)発売!!

ご予約、応援、なにとぞよろしくお願いいたします…!

つづく!


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如月新一

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如月新一
作家です。著作『あくまでも探偵は』『放課後の帰宅部探偵 学校のジンクスと六色の謎』 読んでる間は楽しくて、読み終わったら何かが残る、面白い小説が好きです。