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イマジナリーキッズ

兄貴と姪っ子が帰りました。
甥っ子は回復したようで、なによりなにより。と思ったんだけど、兄貴の方が体調を崩し始めた。
お、おだいじに。

100カメの「ポケモン世界大会」を見た。
きょねん、ポケモンSVとかユナイトとかポケカとかの世界大会をパシフィコ横浜でやっていたのは知っていたけれど、こういう感じだったのね。

小学生の女の子がポケカの世界大会の予選突破を目指す!
っていうのにフォーカスを当てていた。女の子とお父さんが家の中でポケカで何度も何度も練習して、お父さんの方が弱いのにコーチングしてて、女の子はお母さんに倣っての感じで若干お父さんのことを邪険に扱いつつ(とはいえ、ちゃんと家族仲はいい感じで)家族で挑んでいる感じがして。

お父さんがさあ、よかったよ。
女の子を勇気付けるにはどうしたらいいんだろうとか、負けちゃったのを励ますにはどうしたらいいんだろう、とか女の子の前では弱気を見せないようにしようと努めていたり、「がんばれ」よりも「楽しんで!」って言おうとしていたり。
お母さんはクールでお父さんの空回りを相手にしてないのもよかった。

部活動をそんなにやってこなかったし、まあ、中学時代から小説の新人賞は送っていたから勝ち負けの世界にいたけれど、勝負の世界怖えー! って思いました。
や、何が怖いって、やっぱりお父さん視点で見ちゃって。

自分に子供がいて、その子が日頃からすごく一生懸命何かに取り組んでいて、それを応援するにはどんな言葉をかけたらいいのか、逆に変なプレッシャーを与えないようにするにはどんな言葉選びがいいのかとか、負けた時にどう励ましたらいいのかとか、そういうことを考えながら見てしまった。
正解がわからない。や、きっと劇的な名言なんて子供は親に求めていないんだろうけどさ。大事なのは日頃からの信頼関係だと思うし。
私の父親は、子供のやる気をなくさせる天才だったから、言っちゃいけないことはあるんだよなあっていうことは身をもって知っているのよね。
私の父も、こんなはずではって思っただろうな。難しいね。

勝ち負けの世界で負けて落ち込む自分の子供に、どんな風に接して声をかけるだろう。
がんばっていることを褒めてあげたいし、気持ちを軽くしてあげたいし、自分は何があっても無条件で味方だし、ずっと応援しているよ。っていうことを伝えたいけど、なんて言ったらいいんだろう。
っていうことを一日ぐるぐる考えてしまった。

けど、思い出した。
私には子供がいないわ。
(「確かに写っていたんだ。俺の娘。まるで天使のように笑って」って言う清掃局員の顔)

夜になったら原稿が捗りました。

本日閉店

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