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うぇーい!

げんげん原稿をしているよ。
もう少し、もう少ししたら物騒なシーン始まるから、楽しみだなあ!!
プロットはあるけど、書きながらわかるキャラのこと多いな。とやっぱり思いますね。
書いてる間はもぐっている感じ。

今日のインプット!
正確には今日じゃないけど『コラテラル』見終わったよ。
トムクルーズ演じる殺し屋、人を煽りすぎている。結果、そのせいで仕事がうまくいかなくなって大変なことに…っていう展開で、見ながら「そうだった!」って思い出した。
最後の地下鉄のチェイスシーン好きだなんだよなあ。スリリングで。
見終わったら満足した。トムクルーズが人を殺すシーンはプロなんだけど、仕事術としては、どうよって思った。人質煽る所為で、仕事うまくいかないし。100トムクルーズが悪い。

『氷の城壁』を読み始めたよ。
学校行くの嫌だなって気持ちになってきた。私はもう学校行かなくていいんだけど。
うぇーいって言ってうぇーいって返さないと「ノリ悪!」って言われるし、「うぇーい」って返したら「ちょっなんか返してきたんだけどw」みたいになるんだろうな。
主人公の、自分のことを放っておいてくれって気持ち、わかるな。あと、ちゃんと他人を傷つけたことに自覚的で謝らなきゃっていう気持ちになるところも好感が持てる。

私の中学に学校一頭良い優等生がいて、彼に「うぇーい」ってダル絡みした同級生がいたんだよね。
で、優等生が「田中、お前は俺の人生に1ミリも関係ないんだから、関わろうとするな」って面と向かって言い切っていて、私はそれを側から見てて「良い」って思っちゃったんだよね。
そのマインドは今も持ってる。

だもんで友達増やすこと、が絶対的に正しいことだとは思わない人間なんだけど、ただ登場人物の考え方が変容していくのはいいなと思いながら読んでいます。
ただ、恋愛にはならないでくれーって思うんだけど、なるんだろうな。きっと。
惚れた腫れた、恋が成就した失恋した、じゃない人の変化を読みたい。
(くさしてるわけじゃないよ! 氷の城壁を! 楽しく読んでます!)

松樹凛先生の『射手座の香る夏』も読み終わりました。
推理作家協会の新年会でお話しして、二次会の居酒屋で隣に座って「なにー? 松樹さん、1990年生まれー? 同い年じゃーん、うぇーい!」ってダル絡みをしたんだけど、デビュー作が刊行されたので楽しみに読みました。

おーもしろかったー!!
SF短編なんですけど、どれも面白かったよ。世界観の設定も魅力的だし、話の規模感というか短編小説の構成やギミックとしても楽しかった。

「十五までは神のうち」のことを何度も思い出しちゃうなあ。
15歳になったら自分が生まれなかったことにできる、っていう設定があって、これってつまり合法的な自殺みたいな感じでもあるんだよね。
子供時代に兄が生まれなかったことになり、大人になってから自分の子供もいなくなってしまった主人公が、子供と大人のそれぞれの視点で大切な人がいなくなってしまった世界を彷徨っていて、それで「いなくなる」という決断をした納得できる理由を探す姿が痛々しいけど、辛くて見届けたくて、よかった。
いなくなった所為で世界がそもそも変わっちゃうから、違う世界にみんなの意識ごと変わるっていう設定もうまく物語で生きていて、面白かった。
収録作、他のお話もどれも面白かった。

わたしもがんばるぞい!
本日閉店

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