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家族愛を取り戻せ

プロット面の地固めもしつつ、長編を書き始めています。
書きたいな、と思うものがいくつかあるから今年はドガガガ書いていきたい。

お昼に図書館に本を返しに行った。
近い!嬉しい!ありがたい!
ついでに追加で資料借りて帰りました。

先週、漫画教室の生徒から家族愛があるおすすめの映画を訊ねられた。

ぱっと思いついたのは、『リトルミスサンシャイン』なんだけど、アマプラになかった。残念。
『シェフ』は評判いいけど、個人的にはなんか引っかかるところがあったんだよな。なんだったか思い出せないんだけど。『ワンダー君は太陽』も同じく。なんか、なんかがあった。
『クレイマークレイマー』とか『レインマン』とかも好きだけど、なかった。
『アイアムサム』もなかった。
半地下の方の『パラサイト』面白かったけど、家族ものっていいんだろうか。
『チョコレートドーナツ』も家族愛ではあるけどビターだよな。
『ビッグフィッシュ』も見放題ではなかった。かなり好きなんだけども。

雑食的に映画は観てきた気がするけど、恋愛とか家族愛って守備範囲になかったのかも。
と思って今週は『コーダ』を観た。

両親と兄は耳が聞こえず、主人公の女の子だけは耳が聞こえるから手話でやり取りをしたり通訳をしたりしながら家族とはコミュニケーションを取っている。
そんな彼女は音楽、歌を始めて、音楽大学を目指したいと生き方を決めるんだけど、家族からは反対されて…
というようなストーリー。

手話でのやり取りとか、家族のコミカルさ、家族がやっている漁業の大変さ、みたいなところは気になるけど恋模様とかにはふうんって思いながら観ていた。
楽曲と歌が良くて、音楽映画の説得力があるな! と純粋に嬉しかったよ。

でも、まあ、夢見る子供と親からの反対ってちう展開、最後は夢のために証明する、みたいのはよくある物語だよな、と思ってたんだけど家族から見たヒロインの歌うシーンを見た時、すごい体験をしたなと思ってしまった。
映画でやることは単純なんだけど、自分以外の他人になる、という体験をできてちょっと鳥肌が立った。だからこそ、共感したし、登場人物の視点に立って何を感じているのか何をしたいのか、を考えることができた。

ラスト、ラストも爽やかだし少し泣けるし、『コーダ』よかったなぁ。

家族愛を見て人の心を取り戻すよ。
明日は血みどろの何かを見るけど。

本日閉店

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