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2023年は、『姑獲鳥の夏』でもいいですか?

長編原稿を引き続き。
今日はタイガの打ち合わせがある予定だったけれど、リスケがあったのでまた後日に。

原稿をやりつつ、今のうちに読んでおかないとなと不安になったので『クリスマスに少女は還る』を読んでいる。
翻訳小説なもんで、登場人物が横文字です。
慣れたと思っていたけれど、多いので誰! と思ってちょいちょい扉をめくって名前を確認しながら進めている。
どうやら監禁されている女の子たちパートと彼女をたちを助けるために操作している警察やFBIパートが交互に入るから、登場人物が多いのだぜ。
スリルのある展開が続いているから、どうなってしまうのか見届けたい。

ぼちぼち、今年が終わるもんで、今年読んだ小説で面白かったの何かな? って思い返したりしていたんだけど、浅倉秋成先生の『六人の嘘吐きな大学生』の文庫版を読んで、「ミステリと構成と期待と裏切りの誘導が上手すぎるしテーマが良すぎる」っ脱帽した。
あと、2023年に言う!? って感じ is あるけど、京極夏彦先生の『姑獲鳥の夏』めちゃくちゃ面白かったなあ。もっと早く読めばよかった!! って後悔したし。
2023年は、『姑獲鳥の夏』でもいいですか?

『六人の嘘吐きな大学生』も、発表自体は今年じゃないんだよな。
今年読んだで言うと、斜線堂先生の『死体埋め部』も刺さったし、武田綾乃先生の『愛されなくても別に』も小説が上手すぎるって思ったし、スタインベックの『ハツカネズミと人間』も好み過ぎる―! ってため息ついたし、ホリー・ジャクソンの『優等生は探偵に向かない』も探偵が背負ってしまうものが描かれていて楽しかったなあ。
うーん、どれも面白かった。他にも色々あるけれど、来年はもっと読みたいなあ。積んでる本も消化したいし、読みたい本もたくさんあるし、メフィスト賞の受賞作も気になるぜ。

今年の漫画は当然、『違国日記』の最終巻です。

本日閉店

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