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かがみの孤城を観たよ日記

プロット! プロット! プロット!
で、夜。
なんか夜になったらもう、頭がパンクしちゃってて、夕飯食べながら『フォード VS フェラーリ』観終わって、あぁやっぱりこう、つっけんどんな男との友情バディものはいいぜとか、心に染みました。そして、友情は永遠になるのだ。。。

夕ご飯食べたし、もうひとがんばり、もうひと…と思ったんだけど、グログログロッキーになったのでもいっこ映画観ることにした。

生徒が勧めてくれた『かがみの孤城』観ました。

21時まで30分見て、つづきはまた明日、ご飯食べながら観て行こうと思ったんだけど、やー一気に見てしまった。
ラストはちょっと涙腺もうるっとしてしまったね。
7人の不登校の中学生たちが、鏡の向こうにあるお城で願いが一つ叶う鍵を探す、というお話なんだけど、やーもーね、子供たちが支え合う話っていうのにね、弱いんですよ。
『ブレックファストクラブ』とかね、見る度に泣いちゃうし(ラストはちょっと言いたいことあるけど)。
なんでかなあって思ったら、私の物語原体験が『ユタとふしぎな仲間たち』だからだわ。

子供時代、私もまあまあ苦しくてさ。物語に逃避していたんだよね。逃避っつうか、小説が友達だったんだよね。学校に友達がいない、っていうわけじゃなかったんだけど、学校の居心地が悪くて。ずっと物語を摂取することで、どうにか生きることが楽しい状態にしていた。と、今は思う。

学校行きたくない日は自分でGWにしていい権利を与えていたから、さて、今日は学校行きたくねえなって思ったら桜木町の美術館行ったりしてたな。学生証提示したら無料で入れたし。
そのまま、さて、ふらふらするかと思ったら座って大道芸見てたり、午後から行くかって思ったら学校行ってたな。

友人たちは、私が午後から行っても如月が午後から来たなって思っただけだっただろうしね。

『かがみの孤城』の主人公、学校の敵、まあ面倒くさいよなあとか思いながら思い出しながら観た。
私は学校に敵が多かったんだよね。「あいつなんなん」って感じでグループが聞こえるボリュームで陰口を言ってきたりすることはよくあったし。
私は私で今より処世術がないから、「俺もお前たちのことが嫌いだ」って全面に出していたしね。好戦的だったんですよ。
ただ、私は友達もまあまあおりまして、各クラスに友達がいたから、他のクラスに遊びに行っても如月ヘイトクラブと如月フレンズがいて均衡が保たれている感じがした。

思い返せば思い返すほど、私は友達に救われていたんだね。
どうしてみんな、友達になってくれたんだろう。
私が気さくで素敵でユーモアがあるからか?
……本当に友達運だけはあるな、昔から。

そう言えばたまに、「教室で本を開いて小説読んでるなんてあいつは変わり者だな!」みたいな描写があるんだけど、よその学校ってそうだったんだろうか。私は休み時間は基本的に小説読んでたな。
……記憶の蓋が開いて、高校一年の時に多田君がちょっと驚いてたな、と思い出した。だめだったのか。本読むの。

『かがみの孤城』いい話だった。
生徒が泣いたって言っていただけはある。
なんだろうね、私も血生臭い話ばかり書いてないで生徒が「如月さんの小説読んで感動して泣きました」って言ってくれるような、心が洗われるハートウォーミングなもの書きたいな。
友人になるような話を。お守りになるような話を。
そういう企画も用意してはいるんだぜ!! 形にできるようがんばります。

明日は、朝から区役所に行ったり、マンションに荷物取りに行ったりするわよ。

サムネは、実家のベランダにずっといる野良猫。可愛すぎる。

本日閉店

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