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おたっくっぽい人です

仕事&原稿

今日、お仕事でzoom会議的なことがあったんだけど、一人マイクミュートを忘れてる人がいて、画面の向こうでめっっっちゃ私のことを褒めてくれていた。
う、嬉しぎる~ってニコニコしてたんだけど、
「わかりやすいし、面白いのよね~
 おたっくぽいんだけど」
って聞こえて思わず爆笑してしまった。

実際、私はおたくなのか? って自問してみるとおたく的に造詣の深いことは特にないと思うんだよな。浅く広く、好きなことをちゃぷちゃぷしている気がする。
誇れる知識量もなければ、継続している行動もなく、「おたっくぽい」という表現がいかに正確かがわかる。

推理作家協会に入る時のプロフィールでも悩んだんだけど、読書とか映画鑑賞ってもう趣味じゃないじゃん。やってて当たり前というか。
イマジナリー大御所作家がいて、その人に「僕の趣味は読書と映画鑑賞です」って言ったら、
「ええい、キサマのようなレベルの読書と映画鑑賞なぞ、趣味と言えるものではないわ! 努力不足の井の中の蛙め!! こちょこちょの刑にしょす!! 二度と心の底から笑えなくなるくらい、こちょこちょしてやる!!」
って私から笑顔が失われてしまう気がする。

何の話だっけ。
思い出せないから違う話していい?
いいよ。

ドラマの『フォールアウト』観終わった。
お、面白過ぎる~!!
ゲームはプレイしていないんだけど、世界観が良いな。
あと、ゆりかごから脱出して世界を見るっていう構図とか、真実を知って構造が反転変わる感じとか、暴力はびこる世界でたくましく成長する感じとか、そんな中での人間同士の強いつながりを描いていたりとか、荒廃した世界を犬と旅する感じとか、やー、よかった。

群像劇なんだけど、全員いいなと思う要素とちょっと嫌だなっていう要素があって、いい具合に人間臭さがあったからこの人の物語を追ってみるかって気持ちで観れたよ。

あと、『カラオケ行こ!』も一昨日? くらいに観終わったんだけど、ことちらも面白かった。

声変わりするっていうこととか、巻き戻せないビデオテープとか、物語の中で「不可逆」なことが多分意図的に組み込まれていて、やり直しができない時間の中で何を主人公が選ぶのか? っていうこととか、その選んだ一瞬の友情の愛おしさとか永遠ではない関係性の儚さ、なんなら美しさが眩しかったし、人生ってそういうところあるよなっていう切なさにじーんときてしまった。

「紅」っていう曲がただのカラオケネタ曲枠じゃなくて、歌詞にしっかりと意味があるもっとすごい曲なんだって再発見できた気持にもなって嬉しかったな。

あと、歌シーンね、決して上手く歌い切れているわけではないところが、悲痛な精一杯の叫びっぽくてよかったなあ。好きでした。

ただ、どう見てもBL妄想しかできんわ!!!!
って思いながら観てしまった。やくざと優等生、別世界の住人との改稿、ちょっかい出されてこっちの世界を壊したくせに去っていく感じ、距離が近すぎる、こっちの世界に入ってこようとする。危険だし、色気もすごくて、翻弄してきそうな感じ。だけど、主人公は強く言い返すことができて、おもしれーなって思われてよりハマってきそうな感じとか。なんだろう少しズレるけど、『潜熱』的な?
もうそういうのじゃん!!!! って思った。
ただ、一緒に観たお母ちゃんはBLうといから、全然ぴんとこなかった様子。
そうか、お、おれだけか。
ただ、如月倫理委員会(如月新一が倫理的にどうか判断する脳内会議)は、未成年ダメ絶対なので、妄想だとしても物語から数年後に再会したとかっていう設定を作りました。

明日っからは何を見ようかしらん。
本日閉店

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