
犬かきをして世界へ
プロットを書いてるよ。
漫画教室の生徒が「早くペン入れをしたい」って言いながら下書きをしてて、「わかる」ってなった。
プロットこねないと原稿に入れないけど、私も早く原稿に入りたいなって思ってる。
誕生日の生徒ラッシュだったからそれぞれにプレゼントを渡したら、喜んでもらえた。
「お返し何が欲しいですか?」
って訊かれたから、「怪我と病気をしないで」って頼んでおいた。
とはいえ、避けられないものもあると思うけど、健やかに来年も誕生日を迎えておくれ。
じゃないと君たちを勝手に不老不死にしてしまうよ。
そのお茶、美味しかっただろう?
昼、12時にLINEが届いた。
pillowsのアカウントから。なんだろ。昨日の今日だから新譜を出すとか、ライブ映像についてとかかな。あとはフェスに出るよとか?
と思って見たら、「解散」情報だった。
ピロウズはずっと活動をするものだと思っていたからびっくりしたよ。
ペースは落ちても、ずっとそれこそストーンズみたいに続けるのかなって。
名盤しかないから、名盤再現ツアーとかだけでも十分最高だからね。
動揺してたら生徒たちに「一番好きなバンドが解散した。昨日ライブに行ったバンドで、それこそ君たちくらいの年齢からずっと聴いてるバンド」って教えたら、「大丈夫ですか?」って悲しそうな顔をしていた。
や、大丈夫だよ。
意外にも、受け止められている、気がする。
メンバー生きてるしね。「再結成」を期待しないために「解散」したってアナウンスに文言があったから、再結成はしないかもなって思うけど。もしかしたらするかもだけど、期待はしていないかな。
小学生の頃に聴いていたスーパーカーが解散した時の方が、よくわかってなくて混乱していたかもしれない。いなくなっちゃう、って思ったんだよね。
なんで意外にも、それほど動揺してないんだろうか。
いくつか理由はある気がする。
いっこめは、昨日のライブに行けたからかな。
解散ライブをほぼ最前でさわおさんの前で観れたから、ライブ体験としての悔いはない。もっと行きたかったな、と思うけどね。それこそ、「Thank you my twilight」の再現ライブに行きたかったよ。
ふたつめは、昨日買った会場限定の新譜がよかったから。
新譜、最高だよ。素晴らしい。ロックンロールでロマンチックで、斜に構えてて、いじけて開き直ってる。
自分が死ぬまで聴くと思うよ。ピロウズの曲はどれも、自分を支えてくれているからね。
3つめの理由は、さわおさんの活動は続くとわかってるから。
ピロウズとしての楽曲がこれ以上増えなかったり、ライブが見れないのは残念だなって思うよ。でも、さわおさんのソロバンドは精力的で毎年新譜出してツアーしてる。
ピロウズも好きだよ。シンイチロウさん、真鍋さんの演奏が一緒に聴けないのは残念だけど、さわおさんのソロバンドは劣らないくらい格好良い。
一枚目の「DISCHARGE」とかは、ピロウズで演奏しなさそうな楽曲を発表するためにソロやるのかなって思ってたけど、3枚目の「破壊的イノベーション」から激しいロックアルバムになったしね。オルタナ色強めのものやって、ロックンロールやって、っていうサイクルはピロウズとあんまり変わらない。
もちろんライブも最高。
私もご多分にもれず高校生の時に「フリクリ」でピロウズに出会って、ギターコピーしてバンドやって、ファンクラブ入ってライブにも通ってた。
ピロウズは心の支えだよ。楽曲にはどれも励まされるし、インタビューを読みたくて「音楽と人」とかも買って読んでた。
同期のスピッツ、ウルフルズ、ミッシェルが売れてって自分たちは……でも自分たちが揺るがないものを作って、尺が長いからって反対を押し切って「ストレンジカメレオン」で認めさせたっていうエピソードは特に。
私も同期の盆が一気にアニメ化までいったからね。卑屈にならずに済んだのは、「俺はピロウズコースか」とか思えたからだな。
あと、ファンクラブで読めるさわおさんのブログ、メンバーにキレてることが多かったし足並みがそろわなくてイライラしながら、ソロバンドで発散してるのかなあってなってたから、「解散」うんしなくもないのかなぁ? 予兆はあった。ってなった。これが原因とは限らないけど。
まあ、というわけで、山中さわお、が私にとっての神なんだよね。
ソングライティングと創作への姿勢、パフォーマンスと歌詞、生き方がすごく好きだよ。
だから、これからもさわおさんの新譜を聴くしライブに行くし、ピロウズの楽曲を聴き続けるから、そこまでダメージを受けていないのかも。
時間が経ったらくらうのかな。
どうなんだろ。
twitterで解散へにコメントをツイートしたくねえと思ったんだけど、つらつら書いちゃったな。
別に知られたくないし、表明してなんなんだよ、って思っちゃって。
訃報もそうなんだよな。
他の人に対して、じゃなくて自分の行動に対してなんだけど、「悲しい」気持ちの表明をSNSに書くことが白々しくて嘘くさくて、自分の気持ちが誰かに理解されるための単純な感情になりそうなのが気持ち悪いんだよ。
投稿して誰かに理解されたいのか? 悲しみを共有したいのか? お前の悲しみ短文で書けるのか? 薄っぺらくならないか? って。
(笑)って真顔で書いてる感じの白けた感じがある。
(あくまで自分の話だよ。他の人のポストに対する感想じゃない。自分に厳しいだけ)
noteが自分の感情を晒したい場所かっていうと、別にnoteでもないんだよな。もうちょっと気楽に発信もするために、podcastやろうかな。
高校生の頃からポイズンロックンロールも聴いてたなあ。
ただメインフィールドは小説だよ。小説は純度100で自分なんだと思う。
新作も書くから、どうかキャッチして。
今日嬉しかったこと3つ!
1 ピロウズの新譜が良い。最高だ。最後のインスト「dog paddle to the world」が、ピコピコで楽しい。しめっぽくないなあ!! ポスタルサービスっぽい感じ?
2 また豚汁を作った。美味しい。なんか豚汁作る機械になってる。ホットクックも、そして私も。
3 誕生日プレゼントを渡した生徒たちが喜んでくれてよかった。役立てて。休んでた生徒が来たけど、元気そうでよかった。
今日のインプット
「僕が死ぬだけの百物語」6巻
名作ホラー、というか「この話いいな!!」っていうものが多い。そして主人公パートもどんどん不穏に。
アニメ「メダリスト」4話
主人公の変化、勇気を出して行動して、大会でがんばって親からの評価、というか親の考え方まで変わる、変える、という展開がもう涙なくして見れないよ。すーごく良い話だなあ!!
「アイドリバティ」最終話
めちゃくちゃ面白いアイドル漫画の最終話。
アイドルもの、きらきらしてるだけじゃなくて努力して泥臭くどういうパフォーマンスをするか、集客をするか? を考えて良いライブをしようとするキャラ、みんな魅力的だったし、物語もものすごく面白かった。
最後まで格好良い絵の連続だった。アイドル詳しくないけど、ライブの熱気が伝わってきた。
詩原先生、お疲れさまでした!!!!
本日閉店、じゃなくてまだ今日はプロットやるよ。
夕飯食べてね、集中力があれだから、日報書いてました。
またあした
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