如月新一のしょうせつ道

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しょうせつ道13(これまでとこれから編)

27年間生きてきた人生を賭けたような小説だった。
勝利を確信していた。

が、結果は、最終選考で落選。

僕は0に戻ってしまった。茫然自失。

かと言うと、その逆だった。
忙しくなっていた。

・新潮文庫新世代ミステリー賞 → 佳作受賞
・コルクラボ覆面編集者大賞(2回) → 受賞
・エブリスタ小説大賞2017 SKYHIGH文庫賞 → 受賞
・エブリスタ小説大賞2017 マンガボックス原作賞 →

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しょうせつ道12(新作完成編)

新作小説が完成した。
ちょっとミステリー要素もあるけど、ミステリー小説ではない。Sさんのためだけに書いた小説だ。
僕の、今までの人生を全て捧げたような小説だった。違うステージに上がった、という手応えを感じた。自画自賛だけど、最高傑作だと思った。これを書くためには、もう27年生きないと無理だろうと思う。
Sさんだけではなく、これを読んだ人は気持ちが軽くなり、生きやすくなるのではないかと思うような小説

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しょうせつ道11(迷走からの脱走編)

無感動期に突入し、僕が何をしたか?
転職だ! 横浜にずっといるからいかんのだ!!
そう思って、思い切って東京で働き始めた。
でも、働きながら、ちらつく言葉があった。

「小説家になりなよ、向いてるよ」

そう言ってくれた、彼女のことをSさんと呼ぼう。中高の同級生は実名で勝手に書いてるくせに日和りやがってと思った方、その通りです。悪いか!? 悪いな!! ソーリーメーン!!!

Sさんはミステリー小説

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しょうせつ道10(迷走編)

ある日の仕事中、僕はそれに気がついて逡巡した。
最後に感動したのはいつだ?
小説を読んでも漫画を読んでも映画を見ても音楽を聴いても感動していない。
感情が動いていない。

ボツになってからも、小説を書くことはできた。新作短編も書いた。
書けるけど、楽しくない。感動しない。
コミュニケーションが上手く取れていなかったせいで、4年間編集さんと積み重ねてきたと思っていたものがぽしゃったときのダメージは大

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如月新一のしょうせつ道9(さよならデビュー編)

少し間が空いてしまいましたが、つづき書かにゃと思い、筆を取りました。このあたりは、結構ヘビーなので気が重かったのですよ。あと、変に悪口っぽく取られるのも嫌なので気をつかい。最初の編集さんには、とても感謝をしているのです。

フレッチャー先生と出会い、文章修行をし、賞を介さないデビューのための作品作りが始まりました。
だいたい、一月に一短編送ってまとまったら本にしよう、という流れです。

ずっと頭の

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